プロロードレース観戦の基礎知識1
2009/02/01
自転車に乗るようになると徐々にプロレースにも興味が湧いてくるもの。とはいえ自転車の本場ヨーロッパで主に開催されるロードレースは、初心者にはとっつ
きにくくも感じられることでしょう。しかしルールさえわかれば、実に魅力的なレースが繰り広げられているプロレースの世界に魅了されるにちがいありませ
ん。今回からはそんなプロレースについてご紹介します。
まずは1日で勝者が決まる「ワンデイレース」。なかでも100年以上もの歴史をも
つ「クラシックレース」と呼ばれるものはその伝統によるステータス性が高く、ヨーロッパ各国でも人気です。レースの全てが1日に凝縮されたワンデイレース
は展開が早く、1日で力を出し切ってしまえることから選手たちのアタックの仕方も半端ではありません。例年同じコースを走るために勝負の見せ場も大体決
まっており、見る側も「見せ場」がわかるところがクラシックレースの見やすさでもあります。なかでも3月下旬頃にイタリアにて開催される「ミラノ~サンレ
モ」のレースは1日の総走行距離がなんと290km以上にもなるレースですが、ゴール25km手前のチプレッサとポッジオの峠に入らないと勝負が始まらな
い、という展開がお決まりというから驚きです。
またクラシックレースは昔からの石畳や細い道などを駆け抜けることが多いため、駆け引きの
ポイントやひとつのミスがレースの行方に大きく影響するのも特徴です。主にイタリアやベルギーで盛んなワンデイレースですが、ベルギーの「ツール・デ・フ
ランドル」はいくつもの石畳の上り坂でのアタック合戦が観客をひきつけてやまないレースです。この「ツール・デ・フランドル」の観客の声援は「ツール・
ド・フランス」にも劣らない、選手たちを驚かせるほどの熱狂ぶりです。
もちろん実力がなくては勝てないものの、一発勝負で決まる勝利の可能性を秘めたワンデイレースは、選手にとっても観戦する側にとっても面白さ満載のレースなのです。
引用元
http://allabout.co.jp/gs/sportscycle/closeup/CU20090130A/